- 東京楽器博2026に行ってきた!科学技術館で最新楽器を体験
- TAMA Club-JAM Kit|小さくて可愛い本格ドラム
- NUX電子ドラムを試奏|昔とは打感が全然違う!
- JBL BandBox Solo|AIでボーカルや楽器を分離する時代
- ESPギタークラフト・アカデミー|学生の個性派ギター
- LINE6 HX Stomp|赤い豆型PODからこんなに進化した
- 京都SKPのストラップ|デジタルとは違う工芸の魅力
- Sfida・Sadowsky・Aria Pro II|見た目も楽しいギターとベース
- BOSS GXシリーズ|GT-5世代から見た最新マルチ
- Aria Pro IIとMIDI制御打鍵装置|アナログとデジタルの共存
- 2000年代初頭と2026年の楽器業界を比べて感じたこと
- まとめ|最新機材の便利さも、古い楽器の個性も捨てがたい
- 参考資料・情報源一覧
東京楽器博2026に行ってきた!科学技術館で最新楽器を体験
「見て、聴いて、弾いて、叩いて、最高の楽器体験を!」をコンセプトに掲げる参加型楽器イベント「東京楽器博2026」に行ってきました。訪問日は10月31日。会場は九段下、日本武道館のすぐ近くにある科学技術館です。[出典1]
玄ちゃんは1999年から2016年まで17年間、音楽制作会社でギタリスト、編曲家、制作ディレクターとしてレコーディングの仕事をしていました。独立後は動画制作やWEBマーケティングへシフトしたため、機材の知識はそこでほぼストップ。そんな浦島太郎状態で見た2026年の楽器業界をリポートします(笑)。
東京楽器博2026は10月31日と11月1日の2日間開催。公式案内によれば前売り2,500円、当日3,000円、高校生以下は無料でした。[出典2]

楽器はスペック表を見るだけではわからないことが多いもの。実際に音を聴き、触れられるのがこのイベントの醍醐味ですね。
TAMA Club-JAM Kit|小さくて可愛い本格ドラム
まずはドラムコーナー。TAMAの「Club-JAM Kit」が目に留まりました。コンパクトなサイズがなんとも可愛い!


メーカーによると、ポプラ材のシェルを使い、持ち運びやすさと力強く温かいサウンドを両立させたモデルです。18インチのバスドラムを中心とした小口径の構成。[出典3]
小さいから音量が小さい、と決めつけることはできませんが、カフェや小規模ライブのステージに置いたら見た目にも似合いそう。運搬が楽そうなのも魅力です。

NUX電子ドラムを試奏|昔とは打感が全然違う!

NUXの電子ドラムも叩いてみました。ROCK、METAL、ELECTRONICなど、音色のキャラクターを切り替えられるのですが、これが本格的。

驚いたのはパッドのタッチ。玄ちゃんの記憶にある昔の電子ドラムよりも、ヘッドの感触やスティックの跳ね返りが自然に感じられました。
昔は「電子ドラムを叩きすぎると手首に負担がかかる」なんて話もありましたが、ずいぶんと印象が変わった感があります。
生ドラムの試奏時間になると爆音が!
本物のドラムも展示されていて、1時間のうち約10分間だけ試奏できるルールでした。その時間になると、ドラムコーナーからとんでもない爆音が(笑)。


ちびっこがドラムに挑戦しているのも微笑ましかったですね。こういう体験から楽器好きが増えたら素敵です。
JBL BandBox Solo|AIでボーカルや楽器を分離する時代
今回、玄ちゃんが最も驚いた機材の一つがJBLの「BandBox Solo」。小型のギターアンプ兼Bluetoothスピーカーですが、目玉はSTEM AIという音源分離機能です。[出典4]


既存曲のボーカルを消して伴奏だけにできる
スタッフさんに実演してもらうと、再生中の楽曲からボーカル成分がすっと消え去り、カラオケのような伴奏に。ものの数秒でここまでできるとは……地味にすごい!
公式サポートによれば、BluetoothまたはUSB-C経由の音楽から、ボーカル、ギター、その他の成分を選び、ミュートや音量調整ができます。アプリを使うとさらに選択肢が増えます。[出典5]
昔のようにイコライザーでボーカルの帯域を削るだけの仕組みではなく、AIが各成分を推定して別途音源を生成、そこから分離します。ただし、レコーディング時のマルチトラックを完全に復元するわけではありません。曲によって音の残り方や分離精度は変わるはずです。
好きな曲のギターだけを消して自分で弾いたり、ギターパートを聴きやすくして耳コピしたり。練習用としてかなり面白そうです。JBL公式サイトでは税込54,890円。[出典4]
ESPギタークラフト・アカデミー|学生の個性派ギター



ESPギタークラフト・アカデミーの生徒さんの作品も展示されていました。ストラトやレスポールの完全なコピーというより、独自のデザインを追求したような作品が目立ちます。学校での制作は実験的なものが多いのでしょうか。
課題の指定までは確認していませんが、形状から塗装まで自分で考えて作るのは相当な修行になりそう。どれも個性があって素晴らしいですね。
LINE6 HX Stomp|赤い豆型PODからこんなに進化した

LINE6といえば、玄ちゃんの世代には真っ赤な豆のような形のPOD。あのフォルムが強烈に印象に残っていますが、最近ではペダル一体型なんですね。


こちらは「HX Stomp」。会場では129,800円という価格表示が目に入りました。こんなに小さいのに、なかなかのお値段ですね(笑)。
しかし中身は本格派。メーカーによればHelix系と共通するHXモデリングを搭載し、ライブ用機材、エフェクトの追加装置、USBオーディオインターフェースとしても使えます。[出典6]

最近のマルチエフェクターは、フットスイッチ周辺がカラフルに光るものが多い。これがまた格好いい。暗いステージでも状態がわかりやすいのは実用的ですね。
京都SKPのストラップ|デジタルとは違う工芸の魅力



京都のSKPさんでは、和の工芸を取り入れた革製ストラップが並んでいました。使い込むほど味が出そうな雰囲気。
ストラップは演奏中の肩への負担やギターの位置にも関係する大切な道具。機材がどんどんデジタル化する一方で、こういう素材の質感を楽しむ製品にも惹かれます。
Sfida・Sadowsky・Aria Pro II|見た目も楽しいギターとベース
キクタニミュージックのSfida


キクタニミュージックが展開する「Sfida(スフィーダ)」は、塗装がとにかく目を引きます。玄ちゃんが見た展示品は30万円台。
Sadowskyの華やかなモデル


アメリカ発のSadowsky(サドウスキー)もおしゃれ。ラリー・カールトンやマーカス・ミラーの名前が掲示されていた展示が印象的でした。
BOSS GXシリーズ|GT-5世代から見た最新マルチ



エフェクターでおなじみのBOSSにも立ち寄りました。玄ちゃんの世代なら、フロア型マルチといえばGT-5。もう四半世紀以上のギャップがあります(笑)。
スタッフさんに聞くと、アンプモデリングの精度や音作りの自由度が大きく進化しているとのこと。GX-100はAIRDプリアンプ、カラータッチスクリーン、USBオーディオ機能を備え、Bluetoothは別売りBT-DUALアダプターで対応します。[出典7]
ただ、玄ちゃんはアンプモデリングが本物に似ていればそれでいいとは思っていません。似ていない音にも、その機種ならではの個性がありますからね。昭和のファミコンには昭和のファミコンの良さがある、みたいな(笑)。
もちろん、操作性やレコーディングとの連携は現行機種が圧倒的に便利でしょう。GX-100はディレイやリバーブの残響を自然につなぐキャリーオーバーにも対応しています。[出典7]
結論としては、音の好みは昔も今もどっちもアリ。制作の効率や機能の豊富さでは今の機材が有利、というのが玄ちゃんの感想です。
Aria Pro IIとMIDI制御打鍵装置|アナログとデジタルの共存

Aria Pro IIのアップライトベースは、弾くというより部屋に飾っておきたい美しさでした。楽器は音だけでなく見た目も大切ですよね。
さらにMIDI制御打鍵装置なんてものも。


デジタルなんだかアナログなんだかわからない!(笑)。MIDIは音そのものではなく演奏情報を扱う規格です。その信号で実物の打鍵機構を動かす発想は、実に面白いですね。展示機のメーカーや型番は確認できていません。
2000年代初頭と2026年の楽器業界を比べて感じたこと
Red Houseさんの展示では、フェンダー系とポール・リード・スミス系の中間のスケールを設定したという説明も印象に残りました。細かな弾き心地の好みに応える設計があるんですね。
昔より情報を集めやすく、楽器の選択肢も豊富になったと感じました。その一方で、情報がありすぎて選ぶのも大変そう。若い人たちは、それも含めて楽しんでいるのでしょうか。オジサンはしみじみ思った次第です。
まとめ|最新機材の便利さも、古い楽器の個性も捨てがたい
東京楽器博2026で印象に残ったのは、JBL BandBox SoloのAI音源分離、NUX電子ドラムの打感、BOSSやLINE6の進化。そして、TAMAの小さなドラムや学生制作ギターのような、昔ながらの楽器の楽しさです。
音楽制作の現場から離れて久しい玄ちゃんには驚きの連続でした。でも、最新機材が便利だからといって古い機材の価値がなくなるわけではありません。少ないパラメーターで工夫して音を作る楽しさも、今なお魅力的だと思います。
それにしても、久しぶりに楽器に囲まれて歩くのは楽しかったですね。やっぱり音楽はいいものです。
参考資料・情報源一覧
[出典1] 東京楽器博公式|東京楽器博2026サイトオープン
[出典2] 河合楽器製作所|東京楽器博2026出展案内
[出典3] TAMA公式|Club-JAM Kit
[出典4] JBL公式|BandBox Solo
[出典5] JBLサポート|BandBox Solo STEM AIの使用方法
[出典6] Line 6 Japan|HX Stomp
[出典7] BOSS公式|GX-1000



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