冷静になって手段を選んでいくべし、という話をします。
私は会社を辞めてもうすぐ9年になるのですが、9年も経つと『やったぜ脱サラ達成!俺、自由人!!』みたいな新鮮さは、さすがになくなってますね。
1週間のスケジュールを自分で殆ど自由に決められるなんて会社員時代の自分からしたらとんでもないパラダイスなんですけど、もはやそれも当たり前です。嬉しいとかじゃなく、堕落してドツボに嵌らないように自分を律するという内なる戦いにめんどくさく取り組んでいる感じです(笑)。
ビジネスコミュニティに参加してから私と同様に独立を果たしたお仲間は何人もいます。が、その全員が今でも生き残っているかというと、離脱した人も多いと思います。
ではこの業界で生き残るのは難しいのかというとそんなことはなくて、単に続けていけているかどうか、だけで、前述の『堕落してドツボに嵌る』というモードになってフェードアウトしていって人が殆どだという印象です。
次のステップに進む際に腰が重くなり行動基準がダダ下がりしてそのまま元気がなくなっていくパターンもあれば、途中から学ぶことを放棄してしまい、『今の自分』のままで勝負し続けて徐々に収益が下がり、ノウハウが通用しなくなり、やる気がなくなって、最終的には食えなくなってバイトや再就職をせざるを得なくなった、とか。
これは、誰の身にもいつかは訪れる危機だと思って読んで欲しいのですが、強制力のない世界で稼ぎ続けるのは、やらされて働くよりも意思の強さを求められます。
ビジネスで稼いだことのない人は、あのノウハウがいい、これが稼げる、稼げない、といったことに目を向けてしまうのが普通です。
でも、起業で成功する上で一番のハードルは、『挑み続けられるか』という部分かなと思います。そこさえできれば前に進み続けられますし、成長するために時間を割くこともできるようになります。
今の時点でまだ未熟だったり稼げていないことは全く問題じゃなくて、みんなが諦めていく中で自分だけが挑み続けられるかどうか、だけが運命の分かれ目なんじゃないかと思います。
続けていけばライバルも減り、もっというと以前からの仲間も減っていきます。でも、たどり着いた先には新しい出会いやきっかけが待っているわけでして、そこでまた新しい自分を作っていけるんです。
一方で途中離脱した人はどうかというと、退場していく時点でライバルも仲間もいなくなります。その先に幸せな何かが待っていれば全然OKなんですけど、もし、お金も時間も自由に使える人生を望み続けるとしたら、個人でWEB起業をすること以外にその方法は、今のところないと考えた方がいいです(他にあるなら教えて下さい)。
だから、その目的を達成する上でこれをやるしかない、と考えられる人については、『やる』以外の選択肢を持ってしまうと願いを諦めるということになってしまうのでくれぐれも注意が必要です。
こうやって、冷静に考えていけるから私は生き残ってるんだと思います。人の言う事をあまり聞かないタイプの人間なのに(!)プロからの指導だけは素直に受け取ろうと努めているのも、これをやるしか道はないと思っているからでしょうね。
また、他にノウハウ、やり方があるんじゃないかと隣の芝生が青く見えるということもないし、『いつかはやろういつかは。今日じゃないけどそのうちいつか』のマインドは破滅を引き起こす危険が高いことを理解できているのも生き残れているポイントだと思います。
短期間で私より凄い成果を出せる人は周囲に何人もいますが、同じだけの時間生き残れる人になるとその数はグッと減ります。
起業家はマグロみたいなもので、泳ぎ続けないと命潰える生き物です。逆に言えば、動き続けることさえできれば生き残れます。個人のWEB起業に限って言えば。
と、冷静に『自分はなぜ今これをやっているのか』の理由を認識しておくと、目先の成果に一喜一憂せず、成長の過程を踏んでいけると思う次第であります。
一言でいうと、
淡々とやるべきをやる
ということになるのですが、私の感覚としては、『諦めるという選択肢はない』です。低空飛行に励んでいる時は特に、理想の未来に少しでも近づいていることを成果と捉えて、淡々と作業していくのが肝要ですね。
『お金はあるけど時間もある』を本当に叶えたかったら、個人でWEB起業するしかないです。他にあったとしても、それを今から探しにいく時間とエネルギーでブログをガンガンやった方が早いんじゃないかな〜。というところです。
そんな感じで、この数年のうちに開花させるための下地を迷わず築いていきましょう!
自分はマグロなんだ
と思えば、死にたくないから動き続けられます(笑)。
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