※この記事には『SEAL Team』シーズン3・4のネタバレが含まれます。
ドラマ『SEAL Team』に登場するサーティー・マイク(Thirty Mike)。
主役ではなく、ブラボーチームの固定メンバーというわけでもないのに、登場すると妙に存在感がある人物です。

引用 https://www.reddit.com/r/SEALTeam/comments/yp27r8/i_may_have_missed_something_i_just_started_season/
彼の本名はマイケル・チェン(Michael Chen)。チャーリーチームに所属する経験豊富なSEALs隊員で、ソニーの不在時にはブラボーチームに合流し、後にはジェイソンに代わって臨時のチームリーダーまで務めています。
演じているのは台湾系アメリカ人俳優のティム・チョウ(Tim Chiou)です。[出典1・2・3]
この記事では、そんなサーティー・マイクについて、階級や能力、ジェイソンやレイとの関係、そして脇役とは思えない独特の魅力まで掘り下げてみたいと思います。
サーティー・マイクの正体は?実はブラボーの古参メンバーだった
まず、基本的なプロフィールを整理しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | Michael Chen(マイケル・チェン) |
| 通称 | Thirty Mike(サーティー・マイク) |
| 階級 | Chief Special Warfare Operator(E-7) |
| 主な所属 | チャーリーチーム |
| コールサイン | Charlie 2/C2 |
| 過去の所属 | ブラボーチーム |
| その他の役割 | ブラボーチーム臨時リーダー |
| 初登場 | シーズン3・第17話「Drawdown」 |
| 演じた俳優 | Tim Chiou(ティム・チョウ) |
[出典1・2・3]
サーティーは外からやってきた新人ではない
サーティーが最初に登場するのは、シーズン3後半のアフガニスタン派遣編です。
この時期、ソニーは規律上の問題からテキサスで訓練を受けることになり、ブラボーチームの通常の編成から外れています。
その穴を埋める形で合流するのが、チャーリーチームのサーティーでした。[出典1]
ここで面白いのは、彼が単なる外部からの助っ人ではないことです。
実はサーティーには、以前ブラボーチームに所属していた経歴があります。
ジェイソンがまだ現在のようなチームリーダーになる前から、ジェイソンやレイと一緒に任務を経験していた人物なのです。[出典3]
つまり、視聴者にとっては新顔でも、ジェイソンたちにとっては昔から知っている同業者。
彼が最初から遠慮なく振る舞える背景には、こうした設定があります。
「Thirty Mike」という名前の由来は?
Thirty Mikeは直訳すれば「30のマイク」という意味になります。
ただし、なぜ彼がこの通称で呼ばれるようになったのか、数字の30にどんな由来があるのかについては、今回確認した公式資料では明確な説明を見つけられませんでした。
軍事用語などに結び付けて説明することも可能かもしれませんが、作中で確定していない以上、由来を断定するのは避けたいところです。
なお、CBSの一部プレス資料には「Dirty Mike」と表記された例もありますが、ほかの公式出演情報では「Thirty Mike」が使用されています。[出典1・4]
本記事では一般的な表記である「Thirty Mike」に統一します。
サーティー・マイクはどのくらい強い?戦闘員としての能力を考察
サーティーを見ていると、いかにも現場慣れした特殊部隊員という印象を受けます。
では、ジェイソンやレイ、クレイなどと比較して、彼の戦闘能力はどの程度なのでしょうか。
結論からいえば、作中で彼の射撃能力や格闘能力が数値化されているわけではないため、個人戦闘力の順位を決めることはできません。
しかし、経歴と任された役割から、非常に経験豊富な隊員として設定されていることは読み取れます。
注目したいのはE-7という階級
サーティーの階級は、Chief Special Warfare Operator(E-7)と整理されています。[出典3]
米海軍の下士官階級におけるChief Petty Officerに相当するもので、少なくとも経験の浅い若手隊員という位置付けではありません。
ただし、階級が高いことと、射撃や格闘などの個人技術が優れていることは同義ではありません。
サーティーの能力を考える場合、より重要なのは、彼がチャーリーチームで重要なポジションを担い、さらにブラボーチームの指揮を任されるという設定でしょう。
ジェイソンの代役を務めたという実績
サーティーの能力を考えるうえで、最大の材料となるのがシーズン4です。
ジェイソンがブラボーチームのリーダーを離れた時期、サーティーは臨時のブラボー1としてチームを率いることになります。[出典3・5]
これは、彼が単に銃を撃てるだけの戦闘員ではないことを示しています。
ブラボー1という役割には、任務の進行、隊員への指示、状況判断、チーム全体の統率など、個人の戦闘技術とは別の能力が求められるからです。
もちろん、臨時リーダーに選ばれた具体的な人事評価や選考基準までは、公開資料から確認できません。
それでも、彼がチームを率いる立場に置かれたこと自体は、人物設定を理解するうえで非常に重要な事実です。
ジェイソンたちと比較すると?
ここでは、戦闘能力のランキングではなく、劇中で描かれる役割の違いを整理してみます。
| 人物 | 劇中で目立つ特徴 | サーティーとの違い |
|---|---|---|
| ジェイソン | 豊富な指揮経験と現場への強い執着 | チームの中心人物として内面まで描かれる |
| レイ | 経験、規律、責任感 | 家庭や信仰、仲間との関係が深く描かれる |
| クレイ | 若さ、向上心、将来性 | 成長過程そのものが物語の重要な要素 |
| ソニー | 豪快さ、感情表現、仲間意識 | 私生活や恋愛面も大きく描かれる |
| サーティー | 経験豊富で即戦力となるベテラン | 個人の背景よりも現場での役割が強調される |
※上表は劇中描写に基づく筆者の比較であり、公式の能力評価ではありません。
サーティーの特徴は、成長途中の若手でも、葛藤を抱えた主人公でもなく、登場した時点ですでに仕事のできる隊員として描かれていることです。
この完成された感じこそ、彼の魅力の一つではないでしょうか。
ジェイソンとサーティーの関係は?昔のブラボーを知る数少ない男
サーティーの存在が面白いのは、ジェイソンとの関係にもあります。
ジェイソン・ヘイズは、物語の中心であり、ブラボーチームを象徴する人物です。
しかし、彼も最初からブラボー1だったわけではありません。
サーティーは、ジェイソンがまだチームリーダーになる以前から、同じブラボーチームで活動していた経歴を持ちます。[出典3]
サーティーにとってジェイソンは、最初から上官だったわけではない
ここは、サーティーというキャラクターを理解するうえで見逃せないポイントです。
クレイのような若い隊員にとって、ジェイソンはすでに確立されたリーダーです。
一方、サーティーはジェイソンが現在の地位に就く前の姿を知っています。
ジェイソンと口論になった際も、『俺はお前がB1になる前のお前も知ってるんだぞ』と口走るシーンがあります。
つまり、彼はジェイソンを単なる伝説的なブラボー1としてだけでなく、同じ現場を経験してきた古い仲間として見ることができる人物なのです。
この関係性は、サーティーの遠慮のない言動にも説得力を与えています。
もちろん、過去のブラボーチームで二人がどの程度親しかったのか、個人的な友情がどれほど深かったのかについては、公開情報だけでは判断できません。
それでも、現在の上下関係だけでは説明できない歴史が二人の間に存在するという設定は、非常に興味深いものです。
サーティーがブラボー1になったことの意味
ジェイソンがリーダーを離れた後、サーティーが臨時のブラボー1となる展開には、もう一つ面白い見方があります。
それは、ブラボーチームがジェイソン個人だけのものではないと示していることです。
視聴者は長い間、ジェイソンを中心に任務を見てきました。
しかし、軍の組織として考えれば、誰か一人が欠けただけで機能停止するわけにはいきません。
サーティーは、ジェイソンとは異なる人物でありながら、同じ役割を担うことができるベテランとして登場します。
ジェイソンの代わりが務まるということは、ジェイソンと同じ人間であるという意味ではありません。
むしろ、違うタイプの人間でもブラボーを率いることができる。
サーティーの存在は、そんな組織としての厚みを物語に与えているように思えます。
レイとサーティーは仲が悪い?遠慮のない掛け合いが面白い
サーティーを語るなら、レイ・ペリーとの関係も外せません。
ジェイソンとの関係が古参同士のつながりだとすれば、レイとの関係は、もう少し癖のあるものとして楽しめます。
サーティーは、レイに対しても遠慮のない態度を見せる人物です。
そのやり取りには、ブラボーチームのほかの隊員とは異なる独特の距離感があります。
レイを「Prime Time Perry」と呼ぶ
サーティーとレイの関係を象徴するものの一つが、「Prime Time Perry」という呼び方です。
海外のファンコミュニティでも、この呼び名について話題になったことがあります。[出典6]
レイは普段、責任感が強く、チーム内でも比較的真面目な人物として描かれています。
そんなレイに対して、昔を知るサーティーが遠慮なく接する。
この組み合わせには、ほかの隊員とのやり取りでは生まれにくい面白さがあります。
ただし、Prime Timeという呼称の正確な由来や、サーティーが最初に使った経緯については、今回の調査では公式資料による裏付けを得られませんでした。
本当に仲が悪いのか?
二人の間には、決して穏やかとはいえないやり取りもあります。
しかし、それだけを根拠に、サーティーとレイが本質的に不仲だったと断定することはできません。
注目したいのは、二人が以前から同じブラボーチームに所属していたという設定です。[出典3]
例えば、クレイがレイに対して見せる態度と、サーティーがレイに対して見せる態度は同じではありません。
クレイには、経験豊富な先輩隊員を見る立場があります。
一方、サーティーはレイの過去を知る古参の一人です。
相手が現在どれほど立派な立場になっていても、昔から知っている人間には、つい以前と同じ調子で接してしまうことがあります。
サーティーとレイの掛け合いも、そうした関係性として見ると、また違った面白さが生まれます。
なぜサーティー・マイクは脇役なのに存在感があるのか?
ここからは、サーティーというキャラクターの魅力について、もう少し踏み込んで考察してみたいと思います。
個人的に興味深いのは、サーティーが主役級の人物ではないにもかかわらず、いかにも『SEAL Team』の世界に昔から存在していた人物に見えることです。
その理由は、大きく分けて三つあると考えています。
1.主人公たちと同じ時間を生きてきた設定がある
サーティーは、視聴者に対して一から成長過程を説明する必要がない人物です。
なぜなら、登場した時点で、すでに豊富な経験を持ったベテランだからです。
ジェイソンやレイとの過去のつながりもあり、彼が知らない間に突然現れた新人という印象はありません。
ドラマの中には、初登場なのに、以前からそこにいたように感じられるキャラクターがいます。
サーティーは、まさにそのタイプではないでしょうか。
2.ブラボーチームの外側にも世界があることを感じさせる
『SEAL Team』はブラボーチームを中心に展開するドラマです。
そのため、視聴者はつい、ジェイソンたちが特殊部隊の世界の中心であるかのように感じてしまいます。
しかし、サーティーは普段チャーリーチームに所属しています。
彼がブラボーに合流することで、作品世界にはほかにも経験豊富な隊員たちがいて、それぞれの場所で任務を続けていることが伝わってきます。
これは軍事ドラマとしてのリアリティを高める、なかなか重要な役割だと思います。
3.主人公のような苦悩を背負わせすぎていない
ジェイソンには家族との問題や戦場で受けた傷があり、レイにも信仰や家庭、軍人としての葛藤があります。
クレイやソニーについても、個人的な事情が詳しく描かれています。
一方、サーティーについては、私生活や内面的な問題が主役たちと同じ密度で描かれるわけではありません。というかプライベートは全くの謎です。
そのため、視聴者は彼を比較的ストレートに、経験豊富な現場のプロフェッショナルとして見ることができます。
これは人物描写が浅いという批判にもつながり得ますが、反対に、余計な説明を必要としないキャラクターとしての魅力にもなっています。
少し意地の悪い言い方をすれば、ジェイソンたちが人生の問題に苦しんでいる間も、サーティーは別の場所で普通に任務をこなしていそうなのです。
そんな想像ができるところに、彼の妙な安心感があるのかもしれません。
サーティーを演じたティム・チョウとは何者?出演作品とプロフィール
サーティー・マイクを演じているのは、アメリカの俳優ティム・チョウ(Tim Chiou)です。

引用 https://www.instagram.com/p/B_iSIZOpimQ/
ABCの公式プロフィールによると、台湾系アメリカ人の俳優で、映画・テレビドラマの双方で活動しています。
2013年にはNBC Short Cuts Film Festivalで最優秀俳優賞を受賞し、その後の出演機会につながったことも紹介されています。[出典7]
ティム・チョウの主な出演作品
| 作品名 | 役名・出演内容 |
|---|---|
| SEAL Team | Michael “Thirty Mike” Chen |
| Silicon Valley | Ed Chen |
| iZombie | A.J. |
| The Company You Keep | David Hill |
| Truth Be Told | Detective Sun |
| Plus One | Nate |
| I Was a Simple Man | Masao |
| S.W.A.T. | Jacob Tan |
| Suits LA | Jeffers’s Lawyer |
[出典7・8・9]
特に興味深いのが、HBOのコメディドラマ『Silicon Valley』への出演です。
こちらでは、サーティーとはまったく異なる、ベンチャーキャピタル関係者のエド・チェンを演じています。
軍人役だけを専門にしている俳優ではなく、コメディからシリアスなドラマまで、幅広い作品に出演してきた人物なのです。
サーティーの存在感は俳優の演技力によるもの?
サーティーの魅力を考える際には、ティム・チョウの演技も無視できません。
サーティーはジェイソンのように、長い時間をかけて内面を掘り下げられる役ではありません。
それでも、古参隊員らしい振る舞いや、レイとの遠慮のないやり取りを通じて、人物の背景を感じさせてくれます。
特に、単なる強面の軍人ではなく、少し生意気で、口も達者そうな人物として成立しているところが面白いと思います。
これは脚本上の人物設定に加えて、演じるティム・チョウの表現による部分もあるのではないでしょうか。
なお、ティム・チョウ本人がサーティー役について詳しく語ったインタビューや、役作りの具体的な方法については、今回の調査では確認できませんでした。
サーティー・マイクのその後は?最終シーズンにも登場する?
サーティーの出演は、主にシーズン3後半からシーズン4前半に集中しています。
TVmazeの出演履歴では、シーズン3第17話から第20話、シーズン4第1話から第7話までの計11話が確認できます。[出典2]
| 時期 | 主な動向 |
|---|---|
| シーズン3・第17話 | アフガニスタン派遣編で登場 |
| シーズン3後半 | ソニーの不在を補う形でブラボーに参加 |
| シーズン4序盤 | ブラボーの編成変更に関わる |
| シーズン4・第3話 | 臨時ブラボー1としての役割を担う |
| シーズン4・第7話 | 今回確認した出演履歴上の最終登場回 |
| シリーズ最終回 | 出演履歴上、サーティーの登場は確認できない |
[出典2・3・5・10]
では、彼はその後どうなったのでしょうか。
少なくとも、今回確認できた資料からは、サーティーが軍を辞めた、あるいは大きな事件を起こしたという結末は確認できませんでした。
登場しなくなったことと、劇中で何らかの結末を迎えたことは別の話です。
ここは混同しない方がよいでしょう。
個人的には、ジェイソンたちの物語が進んでいる間も、サーティーはどこかのチームで変わらず任務を続けていた、と想像したくなる人物です。
まとめ|サーティー・マイクはブラボーチームの世界を広げた名脇役
サーティー・マイクことマイケル・チェンについて、改めて重要な点を整理しておきます。
- 普段はチャーリーチームに所属する経験豊富なSEAL隊員
- ジェイソンやレイと同じブラボーチームに所属していた過去がある
- ソニーの不在時にブラボーへ合流した
- ジェイソンに代わって臨時のブラボー1を務めた
- 演じているのは俳優ティム・チョウ
- 主な登場時期はシーズン3後半からシーズン4前半
サーティーは、物語の中心にいる人物ではありません。
しかし、だからこそ、ジェイソンたちとは少し違う角度から特殊部隊の世界を見せてくれるキャラクターでもあります。
ジェイソンのようにチームを背負い続ける主人公でもなければ、クレイのように成長を追いかける若手でもない。
すでに十分な経験を積み、別のチームでも活躍し、必要とあればブラボー1まで務めることができる。
そんなサーティーを見ていると、ブラボーチームの物語は、特殊部隊という大きな世界のほんの一部分なのだと感じられます。
彼が脇役なのに妙に印象に残るのは、その世界の広がりを、登場するだけで感じさせてくれるからなのかもしれません。
参考資料・情報源一覧
本記事は、以下の公式資料・出演情報などを参考に作成しています。(2026年10月5日時点)
公式情報・制作資料
- [出典1]CBS/Paramount|Drawdown出演情報
- [出典4]CBS/Paramount|In The Blind出演情報
- [出典5]Paramount|The New Normal公式写真資料
- [出典7]ABC|Tim Chiou公式プロフィール
- [出典10]Paramount+|SEAL Team最終シーズン情報
出演履歴・人物設定・補足資料



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