広瀬アリスと広瀬すずを比較!人気逆転の歴史と演技・性格・姉妹仲の違いを考察

広瀬アリス 広瀬すず 人物

広瀬アリスと広瀬すず。

私の印象としては、広瀬すずは『学校のカイダン』の女子高生役を鮮明に覚えています。そして広瀬アリスは水野美紀と似てるネタで最近盛り上がっているのが楽しい感じです。

平たく言えば、姉は美人で妹は可愛い、といったところでしょうか。

同じ俳優、同じ事務所、同じ『Seventeen』モデル出身という共通点を持つ姉妹ですが、長く見ていると意外なほどキャラクターが違います。

特に興味深いのが姉・広瀬アリスの歩んできた道です。

芸能界入りもモデルデビューもアリスが先でしたが、その後、妹のすずが急速にブレイク。

一時期はアリス自身が妹と比較して「劣等感」を抱いていたことを、2025年になって本人が明かしています。[出典3]

しかし現在のアリスは、主演ドラマを持ちながらバラエティでも自然体で笑いを取り、コメディからシリアスまで演じる独自のポジションを確立しています。

そこでこの記事では、

「結局、広瀬姉妹は何が違うのか?」

を容姿ではなく、人気の変化、演技、キャラクター、姉妹関係、そして本人たちの発言から比較します。

広瀬アリスと広瀬すずを比較すると何が一番違う?

広瀬アリス&すずの最強姉妹。

引用 https://spice.eplus.jp/articles/228867

最初に大まかに整理すると、二人にはこんな違いが見えてきます。

比較ポイント広瀬アリス広瀬すず
芸能活動開始姉が先姉より後
Seventeen加入2009年2012年
ブレイクの仕方徐々に評価を拡大10代で急速にブレイク
俳優としての印象コメディ、日常芝居、シリアスまで幅広い映画を含むシリアス・感情表現で高評価
バラエティ自然体のリアクションも大きな武器俳優活動がイメージの中心
コメディキャリア上の大きな武器本格コメディの経験あり
姉妹比較への意識過去に劣等感があったと本人が告白初期には「アリスの妹」と呼ばれるのが嫌だったと発言
2026年現在「すずの姉」だけでは説明できない存在映画・ドラマを代表する俳優の一人

[出典1・2・3・4]

もちろん、これは優劣をつけた表ではありません。

むしろ広瀬姉妹のおもしろさは、似たスタート地点から芸能界に入りながら、現在はかなり違う俳優像になっているところにあります。

広瀬アリスの人気は妹・すずと比べてどう変わった?

広瀬姉妹のキャリアを振り返ると、「最初からすずの方が有名だった」というわけではありません。

むしろ先に芸能界でキャリアを築いていたのはアリスでした。

最初は広瀬すずの方が「アリスの妹」だった

アリスは2009年に『Seventeen』専属モデルとなり、2010年には『明日の光をつかめ』で昼ドラのヒロインを務めています。

すずが『Seventeen』に加入したのは2012年。

すず本人も後年、『Seventeen』について振り返った際、姉が先にモデルをしていたため「アリスの妹」と周囲から声をかけてもらい、環境になじみやすかったと話しています。[出典2]

さらに、すずは2016年のインタビューで、芸能界入りした当初に周囲から「アリスの妹」と呼ばれることが多く、それを悔しく感じていたと明かしています。[出典4]

つまり最初の構図は、

広瀬アリス → すでに芸能活動している姉

広瀬すず → 「アリスの妹」と認識される新人

だったのです。

ところが広瀬すずが一気にブレイク

その関係は2010年代半ばに大きく変わります。

すずはドラマや映画、CMなどで急速に知名度を高め、若手俳優の代表格になっていきました。

一方、2015年にORICON NEWSが10代から50代の男女を対象に行った「広瀬アリスと聞いて思い浮かべること」という調査では、「広瀬すずのお姉さん」という認識が多かったと報じられています。[出典5]

数年前まで「アリスの妹」だったすずがブレイクし、今度はアリスが「すずの姉」と認識される。

かなり劇的な逆転です。

アリス本人も妹への劣等感を認めている

この時期の心境について、アリス自身が2025年にかなり率直に語っています。

日本テレビ系『世界頂グルメ』で、すずと自分を比較し、劣等感を抱いていた時期があったことを告白しました。

一方で現在については、そうした経験を経たことで強くなり、比較するという意識そのものが薄くなったと説明しています。[出典3]

これは「広瀬アリスは妹にコンプレックスがあるのか?」という疑問に対する、かなり明確な答えでしょう。

「過去にはあった。しかし2025年時点の本人発言では、そこをすでに通過している」

と整理するのが最も正確です。

「広瀬すずの姉」から広瀬アリス本人が人気になるまで

アリスの転機として見逃せない作品の一つが、NHK連続テレビ小説『わろてんか』です。

秦野リリコを演じ、後半では漫才師としても活躍する役柄でした。

引用 https://mdpr.jp/photo/detail/4640744

制作陣はアリスについて、想定していた以上にコメディを演じられることや、演技の幅の広さを高く評価しています。[出典6]

その後、『探偵が早すぎる』『ラジエーションハウス』『知ってるワイフ』などで、シリアスな芝居だけでなく、変顔や大きなリアクションまで含めた役柄を次々と経験。

ORICON NEWSは2021年の特集で、アリスについて「すずの姉」というイメージから脱却し、オールラウンダーとして存在感を増していると分析しています。[出典5]

そしてキャリアはさらに進みます。

2023年には『マイ・セカンド・アオハル』、2024年には『366日』『完全無罪』、2025年には『なんで私が神説教』で主演。所属事務所の公式プロフィールでも、この主演歴を確認できます。[出典1]

特に『366日』はアリスにとってゴールデン帯連続ドラマおよびフジテレビ月9の初主演でした。[出典7]

こうして時系列で見ると、

アリス → すずの姉として見られる時期 → コメディやバラエティで個性を確立 → 主演級俳優へ

という流れが見えてきます。

「妹より人気になった」というより、姉妹比較そのものから抜け出したと見る方が実態に近いのではないでしょうか。

広瀬アリスのファンはどこに魅力を感じている?

ここは今回の記事で特に掘り下げたいポイントです。

広瀬アリスの支持層について、男女比や年齢構成を広瀬すずと直接比較できる信頼性の高い最新統計は、今回の調査では確認できませんでした。

したがって「アリスファンは○代女性が中心」といった断定はできません。

ただし、アリスが支持される理由については、本人インタビューや過去の調査から特徴が見えてきます。

「美人女優なのに気取っていない」というギャップ

ORICON NEWSはアリスについて、女性からの支持や「親しみやすさ」に注目しています。

バラエティで姉妹ネタを自分から話したり、モノマネを披露したり、女優らしからぬエピソードを笑いに変えたりする姿が、そのイメージ形成に影響していると分析されています。[出典5]

アリス本人も2022年のインタビューで、バラエティ出演について「笑いに行ってる」感覚だと説明。

自分が面白いことを言おうと構えるのではなく、もともとバラエティが好きで、芸人に会うとテンションが上がると話しています。[出典8]

この「笑わせようとしている感じが薄いのに面白い」という部分は、アリスの強みでしょう。

エゴサまで楽しんでしまう

さらにアリスは、エゴサーチが趣味であることも公言しています。

2022年にはSNS上のコメントをかなり細かく読んでいることを明かし、2025年にも朝起きて自分の名前を検索すると話しています。[出典8・9]

若い頃は否定的なコメントに落ち込むこともあったものの、現在はかなり強くなったとも説明しています。

完璧で近寄りがたいスターというより、

「普通の人と同じようにネットを見て、笑ったり落ち込んだりしてきた人」

という距離感が、アリスのコアな魅力の一つと考えられます。

広瀬アリスと広瀬すずの演技力・演技スタイルはどう違う?

「どちらが演技が上手いか」と順位をつけるのは、あまり意味がありません。

二人は得意とする表現がかなり違うからです。

アリスは「生活感」と「振り切れる表情」が強い

『知ってるワイフ』では、怒りを爆発させる妻、無邪気な学生、落ち着いた銀行員という異なる状態を演じ分けました。

同作のプロデューサーは、幅広い役柄を表現できることを期待してアリスを起用したと説明しています。[出典5]

そして最大の特徴がコメディです。

『わろてんか』制作側はアリスのコメディエンヌとしての能力を評価。『ラジエーションハウス』でもコミカルな表情が注目されました。[出典6・10]

アリスの場合、本人の大きな笑い声やリアクション、気取らないキャラクターと役柄のコミカルさが地続きに見える瞬間があります。

これはかなり特殊な武器です。

すずは人物の感情の奥へ潜るような芝居が強い

一方のすずは、『怒り』『三度目の殺人』『流浪の月』など、重い内面を抱えた人物を映画で数多く演じてきました。

引用 https://www.skyperfectv.co.jp/article/detail/3052

『流浪の月』について、すずは役者同士の関係性を作ることや、理性を失う場面を理性的に「演じる」難しさなどを具体的に語っています。[出典11]

李相日監督も、すずについて、まだ本人自身も気付いていないものが出てくることへの期待感を抱かせる俳優だと評価しています。[出典12]

筆者なりにかなり単純化すると、

アリス=人物をこちら側に引き寄せる

すず=自分が人物の内側へ入っていく

という違いを感じます。

これは演技力の上下ではなく、魅力が発生する方向の違いです。

アリスのコメディエンヌ的才能はすずにもある?

あります。

すずも2020年の映画『一度死んでみた』で、本格的なコメディに挑戦しています。

しかも本人はインタビューで、コメディについて、感情だけでは成立せずテンポや間などの技術が必要になるため難しいという趣旨の分析をしています。[出典13]

つまり「すずはコメディができない」ということではありません。

ただし、二人には違いがあります。

アリスの場合は、役を離れたバラエティ番組やSNSでも豪快な笑い方やリアクション自体がコンテンツになります。

水野美紀との「似ている」ネタもその典型です。

2026年8月には、水野がテレビ局で偶然会ったアリスとのツーショットをユーモラスに投稿。9月には髪を切った水野が「#広瀬アリスとの見分け方」と投稿するなど、本人たちまで「似ている」をネタにしています。[出典14]

アリスには、本人そのものにコメディが発生しやすいところがあります。

すずにもコメディを演じる能力はありますが、2026年現在のキャリア全体を比較すると、コメディエンヌというイメージがより強く定着しているのはアリスでしょう。

広瀬アリスと広瀬すずは仲がいい?実はかなりドライ

姉妹仲についても、長年の発言を追うと面白い変化があります。

2015年のインタビューでアリスは、すずについて「姉妹というより友達」に近い関係だと話していました。

当時はすずがアリスの部屋で過ごすこともあり、かなり距離の近い生活を送っていたことが分かります。[出典15]

2016年には、仕事の話はほとんどせず、お互いの出演作品も興味があれば見る程度だと説明。

「どこにでもいる普通の姉妹」という表現を使っています。[出典16]

そして2025年になると、さらに興味深い発言が出ています。

アリスはすずの好みについてほとんど知らず、すずも自分について同じだろうと発言。

会うのも年に2回程度で、すずの仕事についてネットニュースで知ることもあると明かしました。[出典3]

しかし同時に、「仲いい」とも明言しています。

2025年12月にも、すずとの仲について「仲良い」としたうえで、一緒に仕事現場へ行くのは嫌だと笑いながら話しています。[出典17]

つまり、

仲が悪いから距離があるのではなく、大人になって生活も仕事も独立した姉妹

と考えるのが最も自然でしょう。

広瀬アリスは広瀬すずをライバルだと思っている?

過去については、ライバル意識に近い感情があった可能性があります。

ただし「ライバル」という言葉より重要なのが、本人が明確に認めている「劣等感」です。

すずが急速に売れた時期、アリスは自分と比較して劣等感を持っていたことを2025年に振り返っています。[出典3]

しかし現在は、その経験について、

「だから今、超強い」

という趣旨で語っています。

さらに、自分が劣等感を経験したからこそ人に優しくできる、自分と同じ気持ちになってほしくないからアドバイスできる、とも話しています。[出典18]

これはかなり重要な変化です。

妹へのコンプレックスを単に克服したというより、

劣等感そのものを、自分の人格形成に利用している

と見ることもできます。

この点は、現在の広瀬アリスを理解するうえでかなり重要なのではないでしょうか。

広瀬姉妹の共通点と「決定的に違うところ」

二人には当然、共通点もあります。

姉妹とも『Seventeen』モデルを経験し、若い頃から俳優として活動。

そして、すず自身も初期に「アリスの妹」と呼ばれることに反発し、アリスも後に「すずの姉」として比較される苦しさを経験しています。

つまり二人とも、

「姉妹の片方」ではなく、自分自身として評価されたい

という時期を経験しているのです。

ここは非常によく似ています。

一方で、決定的な違いがあるとすれば、現在までに作り上げた「スターとしての距離感」ではないでしょうか。

すずには、作品の中で強い存在感を放つ映画俳優的な魅力があります。

アリスには、それとは別に、ドラマの主人公を演じた翌日にバラエティで豪快に笑っていても違和感がないという強みがあります。

美人俳優なのに、漫画やエゴサの話をし、変顔もすれば姉妹コンプレックスまで笑い話にする。

この距離の近さは、すずとはまた違う「広瀬アリス」というブランドになっています。

まとめ|広瀬アリスは「すずの姉」からどう抜け出したのか

広瀬アリスと広瀬すずのキャリアを比べると、単純な姉妹の人気競争では説明できないことが分かります。

最初に芸能界で先行していたのはアリス。

すずは「アリスの妹」と呼ばれることに悔しさを感じていました。

ところが、すずが急速にブレイクすると立場が逆転し、今度はアリスが「広瀬すずの姉」と呼ばれるようになります。

アリス自身、妹と比較して劣等感を抱いたことを認めています。

しかし、その後『わろてんか』などでコメディ適性が開花。

ドラマ、映画、CMだけでなくバラエティでも独特の存在感を確立し、現在では主演作が続く俳優になりました。

広瀬アリスは広瀬すずを「追い抜いた」のでも、「勝った」のでもないのでしょう。

妹とは違う競技を自分で作った。

そんな表現が、現在の二人には一番しっくりきます。

シリアスな役からコメディ、バラエティまでを同じ人物の中で成立させられること。

そして、かつて苦しんだ「妹との比較」さえ、自分を語るエピソードとして笑って話せるようになったこと。

そこに、「広瀬すずの姉」ではない、現在の広瀬アリスの強さがあるのではないでしょうか。

参考資料・情報源一覧

本記事は以下の公式情報、本人インタビュー、報道などを参考に作成しています。(2026年10月5日時点)

公式情報・本人インタビュー

キャリア・演技・姉妹関係

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