タイの古着屋はなぜ安い?古着王国に世界中の服が集まる理由と買い付けの仕組み

タイ 古着屋 話題

タイは、古着好きにとって魅力的な国として知られています。

バンコクには大量の中古衣料が並ぶ市場があり、安価な服から高額なヴィンテージ品まで、さまざまな商品が売られています。

では、なぜタイにはこれほど多くの古着が集まるのでしょうか。

結論からいうと、タイは海外から中古衣料を大量に輸入する国であると同時に、海外へ中古衣料を輸出する国でもあるからです。

世界銀行の貿易データベースWITSによると、2024年のタイの中古衣料等の輸入額は約5,911万ドル、輸入重量は約11万9,600トンでした。[出典1]

輸入相手国には、日本、パキスタン、中国、韓国、カンボジア、米国などが並びます。

さらに興味深いのは、日本からタイへ古着が輸出される一方で、タイから日本へも中古衣料が輸出されていることです。[出典1・2]

つまり、タイは単に外国の古着を消費する市場ではなく、国際的な中古衣料の取引に参加する国なのです。

今回は、古着の輸出入統計、タイの市場、買い付けの仕組み、価格差が生まれる理由を調査しました。

  1. タイはなぜ古着王国と呼ばれる?世界中の古着が集まる理由
    1. 2024年には約12万トンの中古衣料等を輸入
    2. タイは古着を輸出する国でもある
    3. 大量の古着を販売できる市場がある
  2. タイの古着はどこから来る?日本・韓国・中国などの輸入実態
    1. 2024年の主な輸入相手国
    2. 日本からタイへ古着が輸出されている
  3. 日本で不要になった服がタイで売られるまでの流れ
    1. 古着の流通モデル
    2. なぜ何度も選別するのか?
  4. タイの古着はなぜ安い?価格と品質の関係
    1. 安さの理由は大量販売と選別の違い
    2. 安い古着が必ずしもお買い得とは限らない
  5. タイの古着市場はどんな仕組み?卸売・選別・小売の違い
    1. 卸売は大量に仕入れる取引
    2. 選別は古着の価値を見極める作業
    3. 小売は一枚ごとの価値を伝える仕事
  6. 日本の古着屋がタイで買い付ける理由とは?
    1. 価格差だけが目的ではない
    2. 安く買えても必ず利益が出るわけではない
  7. タイで仕入れた古着が日本で高く売られる理由
    1. 価格差には複数の費用が含まれる
    2. 日本での価格は需要によって決まる
  8. 日本からタイへ渡った古着が再び日本に戻ることはある?
    1. 日本とタイの間では双方向の取引がある
    2. 同じ服が日本へ戻っているとは限らない
  9. タイの古着は偽物もある?購入時に注意したいポイント
    1. ブランド品の確認ポイント
    2. 安いからといって大量購入するのは危険
  10. タイで有名な古着市場はどこ?それぞれの特徴
    1. ロン・クルア市場|国境近くの卸売・中古品市場
    2. パッタウィコーン市場|バンコクの大型中古品市場
    3. 2つの市場の比較
  11. タイの古着市場は今後どうなる?リユース文化と市場拡大
    1. 古着市場が必ず拡大しているとは言えない
    2. リユースは環境面でも注目される
  12. まとめ|タイが古着王国になったのは流通と需要の組み合わせ
  13. 参考資料・情報源一覧

タイはなぜ古着王国と呼ばれる?世界中の古着が集まる理由

タイが「古着王国」と呼ばれる背景には、大量の輸入中古衣料が流通していることと、国内にさまざまな中古品市場が存在することがあります。

ただし、「古着王国」は一般的な呼び方であり、国際機関が認定した正式な称号ではありません。

2024年には約12万トンの中古衣料等を輸入

世界銀行WITSが公開する国際貿易統計によると、2024年のタイの中古衣料等の輸入額は約5,911万ドル、重量は約11万9,600トンでした。[出典1]

この数字は、税関の品目分類であるHSコード6309に該当する「中古の衣類その他の物品」の集計です。

そのため、一般的な古着屋で売られる衣服だけを数えたものではありません。

それでも、タイが大規模な中古衣料の輸入国であることを示す資料です。

タイは古着を輸出する国でもある

同じ2024年、タイの中古衣料等の輸出額は約4,700万ドルでした。[出典2]

主な輸出先には、日本、米国、シンガポール、ケニア、韓国などがあります。

この事実から、タイには中古衣料が海外から入ってくるだけでなく、海外へ出ていく取引も存在することが分かります。

ただし、輸入された古着の何割が国内で販売され、何割が再輸出されているのかは、この統計だけでは分かりません。

大量の古着を販売できる市場がある

タイ政府は、カンボジア国境に近いロン・クルア市場について、中古品の小売・卸売が盛んな市場として紹介しています。[出典3]

また、バンコクのパッタウィコーン市場も、中古衣料や雑貨を大量に扱う市場として報道されています。[出典4]

こうした市場があることも、タイが古着の集積地として知られる理由の一つと考えられます。

タイの古着はどこから来る?日本・韓国・中国などの輸入実態

タイに集まる古着は、特定の国だけから来るわけではありません。

2024年の輸入統計では、日本、パキスタン、中国、韓国、カンボジアなどが主要な取引相手国になっています。[出典1]

2024年の主な輸入相手国

国・地域輸入額輸入重量
日本約1,203万ドル約1万4,293トン
パキスタン約945万ドル約3万1,566トン
中国約707万ドル約1万8,841トン
韓国約654万ドル約1万6,701トン
カンボジア約559万ドル約1万3,184トン
米国約550万ドル約5,303トン

[出典1]

輸入金額では日本が最大ですが、重量ではパキスタンが日本を上回っています。

この違いは、輸入品の平均的な取引単価が国ごとに異なることを示しています。

ただし、取引単価の違いだけで、衣服の品質やブランド価値を判断することはできません。

日本からタイへ古着が輸出されている

日本は、タイにとって重要な中古衣料の供給国です。

2024年には、日本からタイへ約1万4,293トンの中古衣料等が輸出されたことが、タイ側の輸入統計から確認できます。[出典1]

この数字を見ると、日本で不要になった服の一部がタイへ渡っている可能性は十分にあります。

ただし、統計には個々の衣服の入手経路までは記載されていません。

そのため、特定の古着屋で売られている商品が日本の家庭から出たものなのか、企業の在庫なのかを判断することはできません。

日本で不要になった服がタイで売られるまでの流れ

日本で手放された服が、タイの古着市場へ届くまでには、複数の事業者が関わる場合があります。

ここでは、国際的な中古衣料取引で考えられる流通モデルを整理します。

なお、以下は仕組みを説明するためのモデルであり、タイに輸出されるすべての衣服が同じ経路をたどるわけではありません。

古着の流通モデル

段階主な作業
1.回収家庭や店舗などから中古衣料を集める
2.選別再販売可能な衣服を種類・状態などで分ける
3.梱包大量輸送に適した形でまとめる
4.輸出海上輸送などで海外へ送る
5.輸入・卸売現地の輸入業者や卸売業者が商品を扱う
6.再選別状態、デザイン、需要などに応じて仕分ける
7.小売市場や古着屋で一般消費者へ販売する

この流れでは、一枚の服が消費者に届くまでに、何度も選別される可能性があります。

なぜ何度も選別するのか?

中古衣料は新品のように、同じ商品を大量にそろえられるわけではありません。

サイズ、色、ブランド、傷み具合、製造年代がそれぞれ異なります。

そのため、まとめて仕入れた衣服の中から、売れるものを探す作業が重要になります。

例えば、同じ段ボールの中に、一般的なTシャツと人気のヴィンテージTシャツが混在していることも考えられます。

どの衣服に価値があるかを判断することが、古着ビジネスの大きな仕事なのです。

タイの古着はなぜ安い?価格と品質の関係

タイの古着市場には、非常に安い商品が並ぶことがあります。

2025年4月のタイ紙『The Nation』は、バンコクのパッタウィコーン市場を、中古衣料や雑貨を安価に探せる市場として紹介しています。[出典4]

また、現地の口コミには、衣服が1点5バーツ程度で販売されていたという報告もあります。[出典5]

ただし、これは一部の販売事例であり、タイの古着全体の平均価格ではありません。

安さの理由は大量販売と選別の違い

古着が安く販売される理由として考えられるのが、大量仕入れと商品の選別段階の違いです。

一枚ずつ丁寧に価値を判断した商品と、大量の衣服をまとめて販売する商品では、販売に必要な手間が異なります。

選別や洗浄、補修、商品説明などに時間をかければ、その分の費用が販売価格に反映されます。

逆に、購入者自身が大量の服の中から探す方式なら、店側の作業を一部減らすことができます。

安い古着が必ずしもお買い得とは限らない

古着には、次のような状態の違いがあります。

商品の状態価格に影響する要素
汚れや傷みが目立つ低価格になりやすい
一般的な中古衣料状態や需要によって価格が変わる
人気ブランド品ブランド需要が価格に反映される
希少なヴィンテージ品年代、状態、希少性、真贋などが重要

タイで売られているから安いのではなく、どのような状態の商品を、どのような販売方法で買うかによって価格が変わると考えるべきでしょう。

タイの古着市場はどんな仕組み?卸売・選別・小売の違い

古着市場の仕組みを理解するには、卸売と小売を分けて考える必要があります。

卸売は大量に仕入れる取引

卸売は、主に小売店や再販売業者へ商品を供給する取引です。

衣服を大量にまとめて扱う場合、一枚ずつ販売するよりも、単位当たりの販売価格を低く設定できることがあります。

ただし、まとめ買いには、売れない商品が混ざるリスクがあります。

選別は古着の価値を見極める作業

中古衣料の取引では、商品を選ぶ作業そのものに価値があります。

例えば、数百枚の中から人気ブランドや希少な年代の服を見つけられれば、ほかの商品より高い価格で販売できる可能性があります。

一方、見た目だけで高額な商品を選んでも、真贋や状態を誤れば損失につながります。

小売は一枚ごとの価値を伝える仕事

小売店では、購入者が商品を選びやすいように、サイズ、状態、ブランド、年代などを説明することがあります。

こうした情報提供も、販売価格を構成する要素の一つです。

取引形態主な買い手特徴
大量卸売古着店・再販売業者まとまった数量を取引
選別済み卸売古着店・専門店商品の種類や状態を絞り込む
市場の小売一般客・小規模バイヤー一点ずつ選んで購入
ヴィンテージ専門店コレクター・愛好家希少性や年代を重視

実際の店舗によっては、卸売と小売を兼ねている場合もあります。

日本の古着屋がタイで買い付ける理由とは?

日本の古着店が海外へ買い付けに行く理由の一つは、国内では出会いにくい商品を探すためです。

タイには、世界各地から中古衣料が輸入されています。

そのため、日本国内とは異なる品ぞろえに出会える可能性があります。

価格差だけが目的ではない

日本の古着店にとって、タイで仕入れる魅力は単に価格が安いことだけではありません。

大量の商品を比較できること、珍しいデザインを探せること、現地の販売業者と継続的な関係を築けることなども考えられます。

ただし、日本の古着店全体を対象にした買い付け理由の調査結果は、今回確認できませんでした。

したがって、すべてのバイヤーが同じ目的でタイを訪れているとは断定できません。

安く買えても必ず利益が出るわけではない

海外買い付けには、仕入れ代金以外にも費用がかかります。

航空券、宿泊費、現地移動費、国際送料、輸入時の費用、検品や洗浄の費用などです。

そのため、現地で安く購入できても、日本での販売価格との差額がそのまま利益になるわけではありません。

タイで仕入れた古着が日本で高く売られる理由

タイで購入した古着が、日本で何倍もの価格で販売されることがあります。

ただし、その価格差をすべて販売店の利益と考えるのは正確ではありません。

価格差には複数の費用が含まれる

例えば、タイで500円相当の古着を購入し、日本で5,000円で販売するケースを考えてみましょう。

以下は仕組みを説明するための仮定の計算であり、実際の古着店の平均的な収支ではありません。

項目仮定の金額
現地仕入れ価格500円
渡航・現地経費の配賦600円
国際輸送・輸入関連費用400円
洗浄・補修・検品500円
店舗運営・販売費用1,500円
費用合計3,500円
日本での販売価格5,000円
差額1,500円

この差額から、売れ残りの損失やその他の経費などを負担する必要がある場合もあります。

日本での価格は需要によって決まる

古着の価格は、仕入れ値だけで決まるものではありません。

ブランド、デザイン、サイズ、製造年代、保存状態、希少性などが影響します。

タイでは一般的な古着として扱われていた商品が、日本では特定のファッション愛好家に人気の商品として評価される可能性もあります。

玄ちゃんは、古着ビジネスの本質は、単に安い商品を高く売ることではなく、商品の価値を見つけ、それを求める人へ届けることにあると考えています。

日本からタイへ渡った古着が再び日本に戻ることはある?

今回の調査で、特に興味深かったのが日本とタイの双方向の貿易です。

2024年の統計では、日本からタイへ約1,203万ドルの中古衣料等が輸出されていました。[出典1]

一方、タイから日本へも中古衣料等が輸出されています。

タイ側の輸出統計では約1,444万ドル、日本側の輸入統計では約1,598万ドルです。[出典2・6]

日本とタイの間では双方向の取引がある

貿易の方向2024年の金額
日本からタイへ約1,203万ドル
タイから日本へ約1,444万ドル(タイ側統計)

[出典1・2]

つまり、日本からタイへ古着が渡る一方で、タイから日本へも古着が入ってきていることは事実です。

同じ服が日本へ戻っているとは限らない

ただし、ここで注意したいことがあります。

この統計から分かるのは、国同士の中古衣料の取引額です。

日本からタイへ輸出された服が、タイで選別され、再び日本に輸入されたという個別の経路までは分かりません。

タイから日本へ輸出された古着の中には、別の国からタイへ入ってきた商品が含まれている可能性もあります。

したがって、「日本の古着がタイを経由して日本へ戻ってくる」と一律に説明するのは正確ではありません。

それでも、両国間に中古衣料の双方向の流通が存在するという事実は、古着ビジネスの国際性を理解するうえで重要です。

タイの古着は偽物もある?購入時に注意したいポイント

タイの古着市場でブランド品を購入する際には、商品の真贋に注意する必要があります。

ただし、タイの古着市場で販売されているブランド品のうち、偽物がどの程度存在するのかを示す信頼できる統計は、今回確認できませんでした。

そのため、「タイの古着は偽物が多い」と断定することはできません。

ブランド品の確認ポイント

購入前には、次の点を確認するとよいでしょう。

  • ブランドタグや洗濯表示に不自然な点がないか
  • 縫製や素材が、そのブランドの商品として自然か
  • ロゴやプリントに違和感がないか
  • サイズ表記と実際の寸法が合っているか
  • 傷、汚れ、破れ、色落ちがないか
  • 高額商品なら購入証明や返品条件を確認できるか

ただし、タグや縫製だけで真贋を確定できるわけではありません。

特に高額なヴィンテージ品やブランド品については、専門的な鑑定が必要になる場合があります。

安いからといって大量購入するのは危険

現地で安い商品を見つけると、まとめて購入したくなるかもしれません。

しかし、古着にはサイズや状態のばらつきがあります。

再販売を目的とする場合は、売れ残りや補修の費用も考慮する必要があります。

タイで有名な古着市場はどこ?それぞれの特徴

タイには、古着や中古品を扱う市場が複数あります。

ここでは、政府資料や現地報道で確認できた代表的な2つの市場を紹介します。

ロン・クルア市場|国境近くの卸売・中古品市場

ロン・クルア市場は、タイ東部サケーオ県アランヤプラテート地区にあり、カンボジア国境に近い場所に位置しています。

タイ政府の紹介によると、この市場には中古品や衣類、靴、バッグなどを扱う複数のエリアがあり、小売だけでなく卸売にも対応しています。[出典3]

古着を仕入れる事業者にとっても、検討対象になる市場です。

ただし、国境地域の交通事情や営業状況は変わる可能性があるため、訪問前に最新情報を確認する必要があります。

パッタウィコーン市場|バンコクの大型中古品市場

パッタウィコーン市場は、バンコクのナワミン通り周辺にある中古品市場です。

2025年4月の『The Nation』の記事では、ヴィンテージのジーンズ、スニーカー、レコード、中古家電など、幅広い商品が紹介されています。[出典4]

現地の口コミでも、大量の古着の中から商品を探せる市場として知られています。[出典5]

ただし、店舗ごとに商品の状態や価格が異なるため、すべての商品が安価というわけではありません。

2つの市場の比較

市場所在地特徴向いている人
ロン・クルア市場サケーオ県・カンボジア国境付近卸売・小売、中古衣料や靴など仕入れや大量取引を検討する人
パッタウィコーン市場バンコク大量の中古衣料、雑貨、ヴィンテージ品古着を一点ずつ探したい人

[出典3・4]

※営業日、営業時間、在庫状況は変動するため、訪問前の確認が必要です。

タイの古着市場は今後どうなる?リユース文化と市場拡大

タイの中古衣料市場を考えるうえで、今後も注目したいのが、輸出入の動向です。

WITSによると、タイの中古衣料等の輸入額は2023年に約6,222万ドル、2024年には約5,911万ドルでした。[出典1・7]

つまり、少なくともこの2年間の比較では、輸入額は減少しています。

古着市場が必ず拡大しているとは言えない

古着が人気だという話題だけを見ると、市場が右肩上がりで拡大しているように感じるかもしれません。

しかし、輸入統計を見る限り、2023年から2024年にかけて輸入額は減少しています。

そのため、タイの古着市場が毎年拡大していると断定することはできません。

一方、輸入額の減少だけで、国内の古着小売市場が縮小したとも判断できません。

輸入単価、在庫、国内での再販売、輸出の動きなども関係するためです。

リユースは環境面でも注目される

中古衣料を再利用することは、新たな衣服の生産を抑える可能性がある一方、輸送や選別、売れ残った衣服の処理などにも環境負荷が伴います。

そのため、古着の国際流通が増えれば必ず環境に優しいという単純な話ではありません。

玄ちゃんは、今後のタイの古着市場を考える際には、販売額だけでなく、衣服がどこから来て、どこへ行き、最後にどう扱われるのかまで見る必要があると考えています。

まとめ|タイが古着王国になったのは流通と需要の組み合わせ

タイが古着王国と呼ばれる背景には、海外から大量の中古衣料が輸入され、国内の市場で販売されると同時に、海外への輸出も行われているという国際的な取引があります。

2024年の統計では、タイは約5,911万ドルの中古衣料等を輸入し、約4,700万ドルを輸出していました。

日本は、タイに中古衣料を供給する主要国の一つであると同時に、タイから中古衣料を輸入する国でもあります。

また、ロン・クルア市場やパッタウィコーン市場のように、大量の商品を扱う市場が存在することも特徴です。

タイの古着が安い理由を考える際には、大量仕入れ、選別の手間、商品の状態、販売方法などを分けて考える必要があります。

そして、タイで安く仕入れた商品が日本で高く売られる背景には、輸送、検品、洗浄、店舗運営、商品の価値を見極める作業などがあります。

玄ちゃんが今回の調査で特に面白いと感じたのは、日本とタイの間で中古衣料が双方向に取引されていることです。

古着は、単に不要になった服を安く売るだけの商品ではありません。

国境を越えて移動し、選別され、新しい買い手に出会うことで、再び価値を持つ商品なのです。

参考資料・情報源一覧

本記事は、以下の貿易統計、公的資料、現地報道などを参考に作成しています。(2026年10月11日時点)

公的統計・政府資料

現地市場・報道資料

コメント

タイトルとURLをコピーしました