2026年10月10日、プロ野球クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ第1戦で、日本ハムの郡司裕也選手と野村佑希選手がそろってスタメンから外れました。
ともに打撃力が期待される選手だけに、なぜ大事なCS初戦で起用されなかったのか、気になった人もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、新庄剛志監督が西武の先発・平良海馬投手との相性を気にしていたこと、そして有原航平投手を支えるために内野守備を重視したことが、主な理由と考えられます。
新庄監督は10月9日の取材で、郡司選手、野村選手、清宮幸太郎選手について、平良投手との相性が良くないと説明しています。[出典1]
実際のスタメンでは、三塁に奈良間大己選手、二塁に山縣秀選手、一塁に二刀流の柴田獅子選手が入りました。[出典2]
また、郡司選手と野村選手はスタメンから外れたものの、両選手ともベンチ入りしています。[出典3]
ただし、ベンチ入りしていることだけを根拠に、怪我や身体の不調がまったくないと断定することはできません。
今回は、新庄監督の実際の発言、平良投手との相性、2026年の守備成績、代打起用の可能性などを詳しく検証します。
郡司裕也と野村佑希はなぜCS初戦でスタメン落ち?
まず、2026年10月10日の日本ハムのスタメンを確認しましょう。
| 打順 | 守備位置 | 選手 |
|---|---|---|
| 1番 | 遊撃 | 水野達稀 |
| 2番 | 一塁 | 柴田獅子 |
| 3番 | 指名打者 | レイエス |
| 4番 | 右翼 | 万波中正 |
| 5番 | 中堅 | 矢澤宏太 |
| 6番 | 二塁 | 山縣秀 |
| 7番 | 左翼 | 清宮幸太郎 |
| 8番 | 三塁 | 奈良間大己 |
| 9番 | 捕手 | 進藤勇也 |
| 先発投手 | 投手 | 有原航平 |
[出典2]
郡司選手と野村選手は、ともにスタメンに名前がありません。

一方で、二塁と三塁には守備力を評価されている山縣選手と奈良間選手が入りました。
新庄監督は前日の取材で、平良投手との相性が良くない選手がいることに加え、有原投手が先発するため内野守備を重視したいという考えを示していました。[出典1]
この発言と実際のスタメンを照らし合わせると、今回の起用は単なる打撃不振による入れ替えではなく、相手投手と守備配置を考慮した判断だったと考えられます。
郡司裕也がスタメン落ちした理由は?
郡司裕也選手がスタメンから外れた理由として、まず挙げられるのが平良投手との対戦相性です。
理由1.平良海馬との相性を新庄監督が懸念
新庄監督は10月9日、平良投手との相性について語る中で、郡司選手の名前を挙げています。[出典1]
つまり、郡司選手の起用を検討するうえで、過去の対戦結果が判断材料になっていたことは確認できます。
ただし、今回の調査では、2026年シーズン終了時点における郡司選手の平良投手との通算対戦打率、打数、安打数を、公式資料から十分に確認できませんでした。
そのため、「郡司は平良に何打数何安打だから外された」といった数値を推測で補うことは避けます。
新庄監督が相性の悪さを認識していたことと、具体的な対戦成績を独立して検証できたことは、分けて考える必要があります。
理由2.三塁の守備を重視した可能性
郡司選手は2026年、三塁手として62試合に出場し、10失策、守備率.926を記録しています。[出典4]
一方、CS初戦で三塁に起用された奈良間選手は、レギュラーシーズンの三塁守備31試合で失策0、守備率1.000でした。[出典4]
| 選手 | 2026年の三塁守備試合 | 失策 | 守備率 |
|---|---|---|---|
| 郡司裕也 | 62 | 10 | .926 |
| 奈良間大己 | 31 | 0 | 1.000 |
[出典4]
この数字を見ると、三塁守備の安定性を重視して奈良間選手を起用したという解釈には、一定の根拠があります。
ただし、守備率は守備範囲や打球の難しさを十分に反映しません。
また、出場試合数や守備機会も異なるため、数字だけで両選手の総合的な守備能力を断定することはできません。
玄ちゃんは、今回の起用について、郡司選手の打撃力を評価していないというより、初戦は失点を防ぐために三塁守備を優先したのではないかと考えています。
理由3.捕手としても進藤勇也が先発
郡司選手は捕手としてもプレーできる選手です。
しかし、CS初戦では進藤勇也選手が先発マスクをかぶりました。[出典2]
2026年のレギュラーシーズンでは、進藤選手が捕手として64試合、郡司選手が14試合に出場しています。[出典4]
今回、郡司選手は三塁だけでなく捕手としてもスタメンには入りませんでした。
ただし、進藤選手の起用理由について、新庄監督が郡司選手との比較を明確に説明した資料は今回確認できませんでした。
野村佑希がスタメン落ちした理由は?
野村佑希選手についても、平良投手との相性と守備配置の両面から考える必要があります。
理由1.平良海馬との相性が良くないと評価された
新庄監督は、平良投手との相性が良くない選手として、郡司選手とともに野村選手の名前を挙げています。[出典1]
これは、野村選手のスタメン落ちを考えるうえで最も直接的な根拠です。
ただし、野村選手の対平良通算打率や打数を公式記録で十分に確認できなかったため、具体的な数字は掲載しません。
ここで重要なのは、過去の相性が悪いからといって、次の打席でも必ず打てないわけではないことです。
新庄監督自身も、相性の悪い選手が一度の対戦をきっかけに打てるようになる可能性に触れています。[出典1]
つまり、過去の数字を絶対視しているわけではなく、複数の選択肢を比較したうえで判断したと考えられます。
理由2.三塁守備で奈良間を選んだ可能性
野村選手は2026年、三塁手として36試合に出場し、3失策、守備率.939を記録しています。[出典4]
奈良間選手は三塁31試合で失策0でした。
| 選手 | 三塁守備試合 | 失策 | 守備率 |
|---|---|---|---|
| 野村佑希 | 36 | 3 | .939 |
| 奈良間大己 | 31 | 0 | 1.000 |
[出典4]
この比較からも、守備を重視する布陣で奈良間選手が選ばれたことには合理的な説明ができます。
ただし、野村選手が守備面で劣るからスタメン落ちしたと、単純に断定することはできません。
野村選手には打撃面での長所があり、状況によっては守備より攻撃力が優先される場面もあるからです。
理由3.一塁では柴田獅子が起用された
野村選手は一塁も守れる選手ですが、CS初戦では柴田獅子選手が「2番・一塁手」で起用されました。[出典2]
新庄監督は柴田選手について、相手に対戦データが少ないこと、速球への対応が期待できること、本塁打を打つ可能性があることなどを評価しています。[出典1]
平良投手との対戦データが少ない柴田選手を起用することは、相手投手にとって予測しにくい打者を打線に加える意味もあります。
玄ちゃんは、野村選手のスタメン落ちは、単に奈良間選手との三塁争いだけではなく、一塁で柴田選手を使う判断ともつながっていると考えています。
郡司裕也と野村佑希は怪我や故障でスタメン落ちした?
今回、検索者が特に気になるのが、両選手の身体の状態ではないでしょうか。
結論として、郡司選手と野村選手はともにCS初戦のベンチ入りメンバーに登録されています。[出典3]
NPB公式のベンチ入り選手一覧では、郡司選手が捕手、野村選手が内野手として掲載されています。
したがって、少なくともベンチ入りできない状態として扱われていたわけではありません。
ベンチ入りしているなら怪我はない?
ここは慎重に考える必要があります。
ベンチ入りしていることは、試合で起用する選択肢として登録されていることを意味します。
しかし、軽い張りや疲労、身体の違和感などがまったくないことまで証明するものではありません。
| 確認したいこと | 現時点の判断 |
|---|---|
| 郡司はスタメンから外れた? | 確認済み |
| 野村はスタメンから外れた? | 確認済み |
| 郡司はベンチ入りしている? | 確認済み |
| 野村はベンチ入りしている? | 確認済み |
| 両選手に重い故障がある? | 今回確認した資料では公表を確認できず |
| 軽い身体の不調も一切ない? | 公開情報からは判断できない |
| 平良との相性や守備を考慮した? | 新庄監督の発言で確認できる |
[出典1・2・3]
今回確認した10月9日から10日にかけての監督発言や報道では、両選手のスタメン落ちを説明する理由として、平良投手との相性と守備面が挙げられています。
一方、郡司選手や野村選手が今回のCS初戦を故障のため欠場したという公式発表は、今回の調査では確認できませんでした。
したがって、故障が原因だと決めつけることも、故障の可能性が完全にないと断定することも適切ではありません。
新庄監督は郡司・野村のスタメン落ちについて何と言った?
10月9日、新庄監督はCS前日の取材で、翌日のスタメンについて悩んでいることを明かしました。
その中で、平良投手との相性が良くない選手として、郡司選手、野村選手、清宮選手の名前を挙げています。[出典1]
さらに、有原投手が先発するため内野守備が重要になること、守備を優先するか、長打を期待するか、四球を選べる選手を使うかという選択肢にも言及しました。
つまり、新庄監督は最初から打撃力を無視していたわけではありません。
複数の戦術を比較した結果、最終的に守備重視のスタメンを選んだと考えられます。
清宮幸太郎も相性が悪いのになぜ出場した?
ここは今回の采配を考えるうえで興味深いポイントです。
新庄監督は清宮選手についても、平良投手との相性が良くないと語っています。
しかし、実際には清宮選手を7番・左翼で起用しました。[出典1・2]
つまり、平良投手との相性が悪いという理由だけで、全員をスタメンから外したわけではありません。
清宮選手については、10月9日の会見でベルーナドームでの好成績に期待する発言もありました。[出典5]
これは、監督が対戦投手との相性だけでなく、球場との相性や打線全体の構成なども考えていたことを示しています。
玄ちゃんは、郡司選手と野村選手のスタメン落ちも、単純な一つの理由ではなく、複数の条件を組み合わせた結果だったと考えています。
なぜ日本ハムはCS初戦で守備を重視した?
新庄監督は、有原航平投手が先発することを踏まえ、内野守備の重要性を強調しました。[出典1]
では、なぜCSのような短期決戦で守備を重視したのでしょうか。
好投手同士の対戦では1点の価値が大きい
西武の先発・平良海馬投手は、2026年シーズンに優れた成績を残した投手です。
新庄監督も、平良投手を非常に高く評価し、攻略は難しいと語っています。[出典5]
このような投手が相手の場合、大量得点を前提とした試合運びは難しくなります。
少ない得点を守り切る展開も想定されるため、守備の安定性が重要になると考えられます。
特に内野での失策や送球ミスは、相手に余分な走者や得点機会を与える可能性があります。
そのリスクを抑えることが、守備重視の布陣の狙いだったのではないでしょうか。
守備重視でも打撃を捨てたわけではない
今回のスタメンには、レイエス選手、万波中正選手、清宮選手、柴田選手など、長打が期待できる打者も入っています。[出典2]
つまり、完全に守備だけを優先したわけではありません。
守備力を確保しながら、得点を生み出せる打者も残す。
このバランスが、新庄監督の考えたCS初戦の布陣だったと考えられます。
なぜ柴田獅子・奈良間大己・山縣秀が選ばれた?
郡司選手と野村選手がスタメンから外れた一方で、柴田選手、奈良間選手、山縣選手が起用されました。
それぞれに異なる役割が期待されていたと考えられます。
| 選手 | CS初戦の起用 | 期待された役割についての分析 |
|---|---|---|
| 柴田獅子 | 2番・一塁 | 対戦データの少なさ、速球対応、長打 |
| 奈良間大己 | 8番・三塁 | 三塁守備の安定性 |
| 山縣秀 | 6番・二塁 | 内野守備の安定性 |
[出典1・2・4]
柴田は未知数の打撃に期待
柴田選手は投手登録ですが、打者としても出場する二刀流選手です。
新庄監督は、相手にデータが少ないことや長打の可能性を評価していました。[出典1]
郡司選手や野村選手とは異なるタイプの打者として、平良投手に挑ませる狙いがあったと考えられます。
奈良間は三塁守備で選ばれた可能性
奈良間選手は、2026年のレギュラーシーズンで三塁31試合、失策0という守備成績を残しています。[出典4]
新庄監督が守備を重視していたことを踏まえると、三塁に奈良間選手を置いた判断には合理性があります。
さらにCS初戦では、奈良間選手が4回に平良投手から逆転の2ラン本塁打を放ちました。[出典2]
守備面を期待されて起用された選手が、打撃でも重要な結果を残したことになります。
ただし、試合中の本塁打という結果だけで、スタメン決定時の判断が全面的に正しかったと証明できるわけではありません。
山縣は内野守備の安定性に期待
山縣選手は、2026年に二塁、三塁、遊撃で出場しています。
複数の内野ポジションを守れることは、チームの守備配置を考えるうえで利点です。[出典4]
今回のCS初戦では二塁を任されました。
玄ちゃんは、奈良間選手と山縣選手の同時起用によって、内野全体の守備力を高める意図があったと考えています。
郡司裕也と野村佑希は代打で出場する可能性がある?
郡司選手と野村選手は、いずれもCS初戦のベンチ入りメンバーです。[出典3]
そのため、試合展開によって代打として起用される可能性があります。
ただし、ベンチ入りしているからといって、必ず代打で出場するわけではありません。
郡司は捕手としての選択肢もある
郡司選手は捕手登録で、三塁や外野などでも出場経験があります。[出典4]
そのため、代打だけでなく、守備位置の変更を伴う交代の選択肢にもなります。
ただし、今回の試合で具体的にどのような役割を予定していたかについて、新庄監督の明確な説明は確認できませんでした。
野村は勝負どころでの打撃に期待
野村選手は、一塁や三塁、外野などで出場経験があります。[出典4]
試合終盤に得点が必要になった場合、打撃を期待して起用される可能性があります。
一方、リードしている展開では守備重視の布陣を維持する判断も考えられます。
つまり、スタメン落ちしたことと、試合で必要とされていないことは同じではありません。
郡司裕也と野村佑希はCS第2戦でスタメンに戻る?
2026年10月10日時点では、第2戦のスタメンは発表されていません。
したがって、郡司選手と野村選手が第2戦でスタメンに復帰するかどうかは、現時点では分かりません。
ただし、初戦のスタメン落ちが、その後の全試合での起用を否定するものではありません。
相手先発が変われば起用方針も変わる?
新庄監督は、初戦のスタメンを考える際、平良投手との相性を重要な判断材料としていました。[出典1]
そのため、第2戦で相手先発が変われば、打順や守備位置が変更される可能性があります。
特に郡司選手と野村選手は、複数の守備位置で出場できるため、相手投手や試合展開によって起用方法が変わることも考えられます。
ただし、具体的な復帰予定は公式発表を待つ必要があります。
まとめ|郡司・野村のスタメン落ちは故障より戦術面が焦点
2026年10月10日のCS初戦で、郡司裕也選手と野村佑希選手がスタメンから外れた理由を検証しました。
確認できたポイントは次のとおりです。
- 新庄監督は、郡司選手と野村選手の平良投手との相性が良くないと説明していた。
- 有原航平投手が先発するため、内野守備を重視していた。
- 三塁には奈良間大己選手、二塁には山縣秀選手が起用された。
- 一塁には二刀流の柴田獅子選手が入り、2番を任された。
- 郡司選手と野村選手は、ともにベンチ入りしている。
- 今回のスタメン落ちが故障によるものだという公式発表は確認できなかった。
- ただし、ベンチ入りしていることだけで身体の不調が一切ないとは断定できない。
- 代打起用や第2戦でのスタメン復帰については、今後の発表と試合展開による。
玄ちゃんは、今回の采配について、郡司選手や野村選手の能力が低く評価されたというより、平良投手との対戦を想定した特別な布陣だったと考えています。
新庄監督は、打撃力のある選手を並べるだけでなく、守備力や相手投手との相性を組み合わせて、短期決戦に臨もうとしたのでしょう。
郡司裕也と野村佑希のスタメン落ちは、現時点では怪我による欠場と断定する根拠はなく、新庄監督の戦術的な判断として理解するのが最も自然です。
今後、両選手がどのような場面で起用されるのかにも注目です。
参考資料・情報源一覧
本記事は、以下の公式記録・監督発言・報道を参考に作成しています。(2026年10月10日時点)
公式記録
- [出典2]NPB|2026年10月10日 CS第1戦 試合速報
- [出典3]NPB|CS第1戦 ベンチ入り選手一覧
- [出典4]NPB|日本ハム 2026年度個人守備成績
監督発言・報道
- [出典1]道新スポーツ|新庄監督のCS前日一問一答
- [出典5]日刊スポーツ|新庄監督のCS前日会見



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